年明け2日目に至っても…
なかなか目覚めない折目さんの手を握りしめ、
ひと時も早く目覚めることを祈りながら、
途方に暮れていると、姉家族が娘たちを連れて、
病室まで来てくれました。
私は二人の娘を、どれほど強く抱きしめたことか!
そして、途方になんか暮れていられない!
と、改めて大きく深呼吸をしたのでした。
娘たちの存在が…
娘たちのくったくのない笑顔が…
彼女らの体温を介して私に大きな大きな支えを
与えてくれました。
3日も手を握りしめ、目覚めますようにと祈り、
4日、5日と手を握り続け、ひたすら目覚めを祈り続けました。