幾重にも日を重ね、何日もの間…
再手術か?放射線治療か?
深く深く……共に悩みました!!
折目さんが、悩む姿は目の裏に貼り付き、
未だに忘れることができません!
真夜中に、フト目を覚ますと…
真っ暗な闇の中、独りソファーに座り込み悩む姿..
ベランダからリハビリ練習をした公園を見つめ、考え込む姿..
真に真に…可愛そうで仕方ありませんでした。
そのような姿を目にするにつけ、私は
『神様、どうかどうか…折目さんを助けてください....』
と、ただただ祈り願うばかりでした。
それしかできない自分が無念で悔しかったです。
無論、会社も休職。
その間は、本部から届く公文を事務員の北川さんより
自宅にFAXして頂き、届いた書類を私が読んで伝えました。
そして…ある日の夕方、唐突な彼のひと言!
「俺は、有里と安里の成長をこの目で見たい!
また、リハビリに付いて来てくれる?」
と..
この言葉で、手術を決心したんだな!と思った私は、
「うん、また天神でご飯を食べて、帰ってこようね!」
と、意識していつも以上の元気な明るい声で応じました。
その決断を病院へ伝えにいきました。
その時の診察は普通の診察でしたが…診察後に、
かつての手術の執刀医であった教授がいらして、
「子供さんは二人居るんですね!
良かった、良かった!また、少し切り取りましょうね」
と、軽い言葉で明るくおっしゃって下さったのでした。
今後は、悩み込むことより医師を信頼して、
お任せしていくことがベストだと感じました。