入院していた私の母も一時退院しました。
新居に遊びに来てくれて、元気に遊ぶ孫を見て
とてもうれしそうで、娘たちと一緒に遊んでいました。
でも、食欲がなく嘔吐の症状があらわれたので、
すぐに小倉に、連れて帰りました。
残念なことに、その数ヵ月後…父の元へ旅立ちました。
母の死は、非常に辛く悲しかったです。
その悲しみを癒してくれたのは、折目さんや娘たち…
やはり、家族でした。
折目さんは片目失明と足首の不自由な状態にも
関わらず、真に私の母に尽くしてくれました。
おそらく、彼自身の体を保つのだけでも本当に
大変だったろうと想像します。
折目さんの手術当日に駆けつけてくれ…
『お義父さんも大切にせーよ!』
と、励ましてくれた兄が、母の逝去した翌年、
後を追うように逝ってしまいました。
兄のお通夜の時・・
「俺は兄さんに付いとく!から、
お前は二人を寝かせに帰れ!」
と、言うのです。
投薬が必要な折目さんを残して帰宅することは
とても気がかりでした。でも…
当時大学生だった甥っ子に頼み、折目さんの
気持ちを尊重し、彼に甘えることにしました。
自分の体のことより、
私の家族をこんなにも大切にしてくれた折目さん…
あなたに、感謝と尊敬をもう一度伝えたい!!
と思うばかりです。
だからこそ、今これを記しています。
空から・・見てくれていますか?