母への思いやり

結婚を口にするようになりましたが…
なかなかスムーズにはいかないまま、
一時は、「もうやめよう」というところまできたことも。。

それでも、やはり惹かれあう気持ちは抑えがたく、
連絡を取り合い、互いの親の説得に努めました。

今となっては、反対された理由すら忘れました。
きっと、それは今が幸せ故でしょうね

デートの時は、福岡から小倉まで迎えに来てくれ、
必ず父のお仏壇に手を合わせてくれました。

母に、
「一緒にお食事に行きませんか?」
と、声をかけてくれる折目さんの優しさには、
心から感謝でした。

母も、父を亡くした寂しさを埋めてくれる心根の
優しい折目さんのことを快く思うようになり、
心待ちにするようになりました。
彼の来訪は、私たち親子を幸せで包んでくれました。

 

私の家族を大切にしてくれるその姿に、
男らしさ、 心の大きさ、穏やかさを感じるのでした。

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