折目さんと私との出会いは、1982年(昭和57年)の春のこと
私が勤めていた化粧品会社カネボウに、折目さんが入社
既に…そこからが、私たちの時間の始まりでした。
とても緊張した大きな声で自己紹介をし、深々と頭を下げる姿に、
「クスクスっ」と思わず出た笑い。
それは、緊張を通り越しコチコチに固まっていた
彼の様子を見てとれたせいだったかと思います。
その姿は、未だに私の記憶の片隅に鮮明に残っています。