急変から・・

それから、2時間位だったでしょうか..
夕方と同じ状況で出てきました。

私は、怖くて怖くてしかたありませんでした。
医師のお話では
「出血しやすい体質なので、また脳内出血を
起こしたら再度開頭して、血を抜きます。」

すると、お義父さんが、
「そんなに、麻酔を使って、大丈夫ですか?」
と質問しました。
「今は、まず、命を助けるほうが先です。」
と言われ、私たちはどうすることも出来ず、
「お願いします。」
と返し、ただただ祈るばかりでした。

主治医の若い佐本先生も、朝までずっと付いていて
下さいました。
「少し、落ち着いたと思います。」
とお言葉を頂いたので、私は一昨夜にしか顔を
合わせていない娘たちに会う為の事情を先生に
お伝えし、2時間だけ時間を頂きました。

タクシーで一度大橋の自宅に戻り、40分だけ
娘たちの相手をして、すぐに病院に戻りました。

戻った私に、先生は、
「様子を見ましょう。」
と言って下さったので、危険は脱したのだと安堵しました。

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